ペンタックスユーザなら FA 43mm Limited を買うべし!
FA 43mm Limitedを購入してから3ヶ月ほど経過しました。3ヶ月間使用して感じた「いいところ」と「イマイチなところ」を紹介します。
いいところ
小ささ・軽さ
FA 43mm Limitedは同じクラスのレンズと比較して圧倒的に小さく、軽いです。小さいのでバックの中でかさばらないですし、軽いのでカメラを首から下げているときも苦になりません。大きく、重たいレンズだと「これ持って行くのどうしようかな・・・」と悩むことがありますが、FA 43mm Limitedなら「邪魔にならないし、とりあえず入れておくか!」となります。これぞペンタックスの真骨頂ですね。
柔らかい描写
開放では柔らかくもしっかりと解像してくれるので、雰囲気のある描写になります。わざと収差を残して味が出るように設計されているのも素晴らしい。この独特の描写は反則レベルです。
高級感
造りがとてもしっかりしていて高級感があり、カメラに付けているだけで気分が良くなってきます。ブランド物のバッグを身につけたがる女性の気持ちがわかる・・・かも?
イマイチなところ
難しい焦点距離
これは他のレビューでもよく見かけますが、43mmはなかなか難しい焦点距離です。APS-Cで使用すると35mm換算で約65mm、ちょっと狭い感じです。フィルムカメラ(私の場合はMZ-3)で使用するとちょうどよく感じます。ま、狭く感じる場合はFA 31mm Limitedを買えって話ですけどねヽ(´ー`)ノ
寄れない
あともうちょっと寄れたら・・・と思うケースがチラホラと。
少しでも絞ると円形ボケではなくなる
開放では綺麗な円形ボケが発生してくれるのですが、少しでも絞るとカクカクしてしまいます。もう少し円形ボケを保って欲しかった・・・
まとめ
とにかく「買ってよかった!」と思えるレンズです。イマイチなところもいくつかありますが、許容範囲です。この小ささと描写があればイマイチなところなんて忘れてしまいます。ペンタックスのお家芸でもあるレンズの小型化、そしてFA Limitedの独特な描写、この2つをいっぺんに味わうことが出来るFA 43mm Limitedはペンタックスユーザなら買うべきレンズの1つだと思います。
作例
作例をいくつか紹介します。すべての作例はFlickrにアップロードしてあるのでよかったら御覧ください。
MZ-3(フィルムカメラ)で撮影
フィルムカメラで使用すれば43mmの広さで撮影できるので、街中スナップが撮りやすくなります。
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